『流王学園物語1』氷の魔女の愛し方
……
気まずい雰囲気…私は今、火口葵さんと二人で家の応接室にいる。
「…。火口さま、なぜ、私を婚約者に氏名したのですか?」
一番聞きたかったことを聞くと葵さんはにっこり笑って、
「流王学園で見かけてね…。一目惚れかな
ハハッ。」
「ひ、一目惚れ…。」
怖っ!
「あぁ。いつもはツンとしていてきつい言葉を言ってるけど友達とかといると優しく笑ってるところが好きかな。あと、勉強してるときの真剣さとか。」
「…。良く見てる…。」
「だから、俺と婚約してくれないか?」
さっきまでは間に机があって向い合わせで話してたのにいつの間にか私が座っているソファーまで来て、グイグイとソファーのはしに詰め寄られる…。
「だめか?」
「ち、近いですっ!!」
私はとっさに手が出て葵さんの、頬にビンタ…ではなく、私の手から氷の魔法が出る。
気まずい雰囲気…私は今、火口葵さんと二人で家の応接室にいる。
「…。火口さま、なぜ、私を婚約者に氏名したのですか?」
一番聞きたかったことを聞くと葵さんはにっこり笑って、
「流王学園で見かけてね…。一目惚れかな
ハハッ。」
「ひ、一目惚れ…。」
怖っ!
「あぁ。いつもはツンとしていてきつい言葉を言ってるけど友達とかといると優しく笑ってるところが好きかな。あと、勉強してるときの真剣さとか。」
「…。良く見てる…。」
「だから、俺と婚約してくれないか?」
さっきまでは間に机があって向い合わせで話してたのにいつの間にか私が座っているソファーまで来て、グイグイとソファーのはしに詰め寄られる…。
「だめか?」
「ち、近いですっ!!」
私はとっさに手が出て葵さんの、頬にビンタ…ではなく、私の手から氷の魔法が出る。