あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
その後、近くのカフェでランチを食べて美咲は嬉しそうに帰って行った。

マンションに戻ってから一応、宙さんへメールで美咲に報告したと伝える。

直ぐにドアの呼び鈴がなり、モニターで確認すると宙さんが立っていた。

ガチャ
「宙さん、今…メ……」
いきなり宙に抱きしめられながら玄関の内側へ
「凛、良かったな中島さんに話せて」

「はい。宙さんと付き合った事も伝えたら祝福してもらいました。
あと〜美咲が考えた作戦を明日実行するって言ってまして〜」

「作戦?」

「はい。私にハイスペックな彼氏が出来たとウワサを拡げて、営業部の先輩たちを安心させれるし、男性社員からのアプローチを阻止できるらしいです。」

パチパチ「さすが!凛の事をよくわかってるな。中島さんグッドジョブ」と喜んでいる宙さんだった。

「オレもトムさんとお袋にオレ達の事話したよ。
2人共、すごく喜んでくれたよ」

「そうですかぁ〜良かった〜」とニコニコ笑顔になった凛。

「凛、明日から作戦もあるから指輪は外すなよ」

「ハイ。」
宙は凛を抱きしめて
「凛、大好きだよ」っと軽いキスをした。

凛は不意打ちのキスに顔を真っ赤にした。

夕飯は近くのレストランへ手を繋いで出かけた。
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