あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
週明けの月曜日****
私とつぐみ先輩が受付の日
総務部の朝礼後、森部長から澄川さんの社員証を渡され「今日から営業に勤務する澄川君に渡して下さい」と指示されて澄川さんの社員証を持って受付に向かった。
受付の机や入口付近のお掃除を終えた頃、澄川さんが受付にやって来た。
「すみません、本日より営業に異動した澄川ですが、受付で社員証を受け取るように言われたのですが」
「おはようございます。はいお預かりしております。こちらをどうぞ」とつぐみ先輩が対応した。
「ありがとうございます」と澄川さんは首に社員証を掛けて入口ゲートに歩いて行った。
「ねぇ、凛ちゃん。澄川さんめっちゃイケメンだね! きっと今日は女子社員の噂が凄くなりそうね!」
「はい…そうですね」
「凛ちゃんは澄川さんタイプはどう?」
「どう?っと言われましても同じ会社の方って感じでしょうか……」
「凛ちゃんは他の受付の子達とは違うよね」
「あ、やっぱり社員の顔と名前を覚えてないからですか?」
「違う!違う! イケメンとか彼氏候補を狙ったりしていないって事!」
「先輩、私にはそんな余裕ありませんよ…」
「頑張って凛ちゃん!」
「はい。早く一人前に仕事ができるように頑張ります!」
つぐみは、他の後輩たちより美人なのにそれを鼻にかけず一生懸命仕事を頑張っている凛に好感を持っているし、
ちょっと天然なのも面白いとも思っていた。
しかし営業の澄川さんは社内イチのイケメンだなぁ…
社内がざわつくだろうと不安にもなった。
私とつぐみ先輩が受付の日
総務部の朝礼後、森部長から澄川さんの社員証を渡され「今日から営業に勤務する澄川君に渡して下さい」と指示されて澄川さんの社員証を持って受付に向かった。
受付の机や入口付近のお掃除を終えた頃、澄川さんが受付にやって来た。
「すみません、本日より営業に異動した澄川ですが、受付で社員証を受け取るように言われたのですが」
「おはようございます。はいお預かりしております。こちらをどうぞ」とつぐみ先輩が対応した。
「ありがとうございます」と澄川さんは首に社員証を掛けて入口ゲートに歩いて行った。
「ねぇ、凛ちゃん。澄川さんめっちゃイケメンだね! きっと今日は女子社員の噂が凄くなりそうね!」
「はい…そうですね」
「凛ちゃんは澄川さんタイプはどう?」
「どう?っと言われましても同じ会社の方って感じでしょうか……」
「凛ちゃんは他の受付の子達とは違うよね」
「あ、やっぱり社員の顔と名前を覚えてないからですか?」
「違う!違う! イケメンとか彼氏候補を狙ったりしていないって事!」
「先輩、私にはそんな余裕ありませんよ…」
「頑張って凛ちゃん!」
「はい。早く一人前に仕事ができるように頑張ります!」
つぐみは、他の後輩たちより美人なのにそれを鼻にかけず一生懸命仕事を頑張っている凛に好感を持っているし、
ちょっと天然なのも面白いとも思っていた。
しかし営業の澄川さんは社内イチのイケメンだなぁ…
社内がざわつくだろうと不安にもなった。