あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
家族全員をお見送りした宙と凛。

「リンチャン、ソラ、アシタ エアポートイクネ!」

「うん。ありがとう」

今日は成田空港近くのホテルに宿泊するのでトムさんとお母さんも帰っていった。

ホテルに到着して早めの夕飯を食べて部屋へ戻った途端、宙は凛を抱きしめて
「凛、オレと結婚してくれてありがとう。これからがオレたちのスタートだと思う。
どんな事があってもお互いを信じて頑張ろうな」

「うん!私も信じる事や思いやる気持ちが大切だと思う。そして我慢せずケンカしても良く話し合える夫婦になりたいな」

「うん。そうだな」と凛を強く抱きしめてからキスをした。

「あ、あのさ〜子供の事なんだけど…
凛も慣れないアメリカの生活になるし、もう少し2人だけの生活を楽しんでからでもいいか? それともすぐにでも欲しいならオレも頑張るけど?」

「赤ちゃん…は、アメリカ生活が落ち着いたら自然に任せてもいいかなぁ〜」

「うん、じゃあそうしよう。
でも今日から覚悟してね!奥さん〜」と
宙はニヤリと微笑んでから凛と甘い時間を過ごした。
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