あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
翌朝、朝ごはんを食べてる時に、宙はお母さんに私とクリニックへ行ってもらうよう頼んだ。

「凛ちゃん、どこか具合悪いの?」

「最近、体がダルいんです。食欲もあまりないだけなんですけど…」

「そうなの?じゃあ午前中に行こうね」

「リンチャン、シンパイヨ〜 クリニックイクネ!」

「はい。」と頷き、出勤するトムさんと宙さんを見送った。

今日はほうじ茶を出してくれたお母さんとリビングでお茶を飲む。

「あ、今日はほうじ茶なんですね。」

「うん。ねぇ凛ちゃんいきなりだけど…
生理きてる?」

「え、生理?………アレ?そういえば…」と携帯のスケジュールアプリで確認する凛。

「あ、先月きてない……」

「もしかしたら妊娠かもよ?」

「妊娠……赤ちゃん?!」とお腹に手を当てる凛。

「さぁ、クリニックで確認しに行きましょう! ああ〜ドキドキするわ〜」

「あか…ちゃん…」とびっくり戸惑う凛だった。
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