あなたは本当に憧れの先輩？　6年ぶりの再会は運命の出会い
「澄川君、私は入社5年目の福岡です。彼は今年入社の宮本君です。」

「澄川です。よろしくお願いします」

「それで、これから俺らは営業に回るんだけど、明日回るA社への資料を作って欲しいんだ。以前提案した物はこの書類だからそれを参考にして欲しい。
今度はカタログのコレとコレをお勧めしたいからコレらに関する資料の作成頼むね」

「はい。承知しました。」

2人は営業へ出掛けて行った。

どれどれ〜A社はどんな会社かなぁ〜
と福岡が作った以前の資料を見ながら宙は指示されたカタログの商品に関する資料をあっという間に作成し、プリントアウトするのに印刷機が大阪支社の物より最新型なので、近くに座っている女子社員に使い方を教えてもらった。

「お忙しいところ、ありがとうございました。」

「いいえ〜わからない事はいつでも言って下さいね♪」

「ありがとうございます」
宙は、心の中で『うるせぃ！ブス！』とまた悪態をついた。

A社を詳しく調べてから頼まれた以外にもB案として別の商品の資料も作成した。
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