あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
凛がお風呂から上がってきた
「お風呂上がったのね、凛ちゃん。足の手当てするからここに座って〜」

「あ、はい」凛はパジャマのズボンの裾をあげた。

「またちょっとしみるよ〜」とお母さんが消毒してから絆創膏を貼ってくれた。

「お水飲む?」と冷蔵庫を開けるお母さん。
「はい。ありがとうございます。
トムさん、お母さん。今日は本当にありがとうございました。
お言葉に甘えてすみません。」と頭をさげると

「ダイジョウブ! モンダイナイヨ!」とトムさんはニコニコしてくれた。
お母さんもニコニコしてくれた。

明日、お母さんが会社へお休みの連絡をしてくれる事になり、凛はゲストルームのベットで横になった。
なかなか寝つけずにいた凛だが朝方ようやく眠りについた。
< 30 / 130 >

この作品をシェア

pagetop