あなたは本当に憧れの先輩？ 6年ぶりの再会は運命の出会い

お母さんも洋服を買うらしいが、デパートに着くとデパートの男性社員が待っていた。
「奥様、本日はありがとうございます」

「いつもありがとうございます。今井さん。今日はこちらの凛ちゃんの通勤着と普段着、あとお化粧品に靴もお願いしますね」

「畏まりました。こちらへどうぞ」と何やらサロンのような所へ案内された。

「皆さん、凛ちゃんに似合いそうなのをお願いします。」

「「畏まりました」」と数名の店員さんらしき人達がお辞儀をして部屋から出て行った。
「凛ちゃんはいつもどんなメーカーのお化粧品を使ってるの？」

「え？　私はドラックストアーでプチプラばかりで…」

「う〜ん。じゃあ私がいつも買ってるブランドの若者向きの物にしましょうか」

「では奥様、1階の化粧品コーナーでお試ししながらにいたしませんか？」

「そうね！　凛ちゃんに説明してもらいながらお化粧してもらおうかしら。」

「そうですね」

凛はキョトンとしていた。
「凛ちゃん、綺麗にしてもらおうね！」

「あ、はい…でも…」

「良いから良いから〜 行こう！」