あなたは本当に憧れの先輩？ 6年ぶりの再会は運命の出会い

仁に見送ってもらい駅から電車に乗り、マンションの近くのスーパーで買い物をした凛。
マンションの玄関前の歩道で凛が玄関へ向かおうとしたその時、前を電話しながら歩いてた人が急に振り返ったのでぶつかった。

「わぁ！」
と後ろによろめいた凛が声をあげるとスマホを握りしめてた男性が

「ああ！申し訳ない。お怪我はありませんか？」と凛に謝ってくれた。

「はい。大丈夫です。」

「本当にすみませんでした。」と丁寧に頭を下げた。

「では失礼します」とマンションの玄関へ入った凛の後ろ姿をその男性はジッと見つめていた。