あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
引越ししてからも、トムさんと宙さんが帰宅が遅いので1人で夕飯を食べるお母さんから一緒に夕飯を食べて欲しいと懇願された凛。

部屋で着替えてからトムさん宅へ向かい、お母さんと2人で夕飯を食べる。

「お母さん、ただいま」

「おかえり凛ちゃん。今日はグラタンよ」

「ありがとうございます」

「今日はどうだった?」など話しをしながらご飯を食べる。

家族のように接してくれるお母さん。

トムさんとお母さんは来週から2週間、アメリカへ戻る予定なのでちょっと寂しいと思っている凛だった。
20時半に帰る事にしている凛。

「ご馳走様でした。また明日もお願いします」

「アラ、もう時間なのね〜。明日は何かリクエストある?」

「う〜ん。オムライスが食べたいです」

「OK! オムライスを作るのは久しぶりだから宙も喜ぶし、トムはオムレツの中にゴハンが入っててビックリするかも〜ふふふ。 じゃあまた明日ね!凛ちゃん」

「おやすみなさい。お母さん」
部屋へ戻るのにエレベーターの前で待っていると下から上がってきたエレベーターから宙さんが降りてきた。「あ、菊池さん。お袋の我儘に付き合ってもらってありがとう。今日は何?」

「あ、お疲れ様です! グラタンですよ。とっても美味しかったです。じゃあまた」

「うん。おやすみ」と宙さんと別れた。
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