あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
受付の電話で課長が電話をした。
受付前に宙も課長の隣に立っている。

ソファーで凛はハンカチで涙を拭き、深呼吸を何度かする。つぐみは凛の背中をさすっていた。
電話を終えた課長が
「今、総務部の課長と部長が来る。
菊池さん、まだ気が動転してると思うが事情を説明して欲しいんだ。出来るかな?」

「はい。大丈夫です」

「岡田さん、1番のミーティングルームに菊池さんに付き添ってもらいたい。
澄川もミーティングルームへ。
俺は部長と課長来たら行くから」

「はい。」
宙が先頭で1番のミーティングルームへ入っていく。
凛はつぐみに付き添ってもらいながらゆっくりと歩きながら部屋に入り、椅子に座ったところで部長と課長たちが入ってきた。

「菊池さん。大丈夫か!」と部長に声をかけられた。

頷く凛。
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