あなたは本当に憧れの先輩? 6年ぶりの再会は運命の出会い
スパゲッティをチンしていると宙さんが帰宅した。

「ただいま。」
リビングにいた私に
「菊池さん、大丈夫か?」

「はい。お母さんとトムさんのおかげで落ち着きました。
宙さん、今日は本当にありがとうございました」
と頭を下げた凛。

「あ、宙お帰り。トム、宙、凛ちゃんちに一旦着替えを取りに行くから!
2人であと3個分スパゲッティをチンしておいて!
凛ちゃん今日は私と一緒にコッチで寝ましょうね」

「はい。お願いします。」と2人で凛の部屋へ向かった。

凛は、頼れる人達がいるってありがたいと思った。
本当にトムさん、お母さん、宙さんの家族には感謝だし…

いつも私の災難時には宙さんが助けてくれる。
私にとって宙さんは特別な人になっていると思う。
これって【好き】って事なのかなぁ……
と凛はぼんやり考えていた。
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