あなたは本当に憧れの先輩？ 6年ぶりの再会は運命の出会い

車に乗り込み、ドライブは宙のリクエストで海へ向かった。

海辺の観光地。
海の見えるレストランに到着した。
「ちょっと混んでるみたいだけど、ここで昼メシ食べよう。」

「素敵なレストランですね。」

「本当だな」
2人は入口で順番待ちの列に並んだ。
並んでいる間、リフォームの話しや会社の話しをしていると、凛と宙が店内へ案内された。

大きな海が見渡せる席に案内された2人。
「海が綺麗ですね」

「ああ、気持ちいい眺めだな。
天気も良いし、後で海岸を歩こうか」と笑顔の宙。

「はい！」と笑顔で凛も答えた。

ランチも新鮮な魚介類がとても美味しかった。

2人は車を海岸に面した駐車場に入れて階段を降り砂浜を裸足になって歩き出す。

ゆっくりと波打ち際まで行き、波が裸足の足にかかる。
「冷たくて気持ちいいですね。サーフィンしている人もたくさんいますね」

「本当に気持ちいいなぁ。海は久しぶりだけど、気分転換にもなっていいな。
また一緒にこよう。」

「はい、また来ましょう…」と凛が宙を見ると、海の方を向いて穏やかな表情の宙だった。