私に三次元の恋なんてありえない

姫宮side
「じゃあまたね桃!」



「うん!また明日ね〜!」


バタンと扉のドアが閉まり、自分の部屋に戻った



「はぁーーー」


1人になった部屋でひとつ、大きなため息をつく。




やっぱり言わなきゃダメだよね


でも完璧キャラのままでいたい!!


でも嘘つくのは罪悪感が……!!



「ねぇ、どうしたらいいの伊織様!………答えてくれるわけないか…」




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