私に三次元の恋なんてありえない

「あ、桃!」


「小野坂!」



「さっきは急に走って、どうしたんだよ?」



「ああ、ちょっとね」



「それより、さっきなんか言いかけてたよな?言いたいことあるなら、ちゃんと言えよ?」



「ううん!ほんとになんでもないの!!大丈夫だから!」


言えるわけがないよ



「そうか?ならいいけど」


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