私に三次元の恋なんてありえない

キーンコーンカーンコーン
「はい、じゃあここまで!」


午前中の授業が終わって、みんながざわざわし始めた頃


「ああ〜ねみぃ〜」



「やっと起きたな〜、この睡眠魔め」


「るせぇ…ノート、また貸して」



「また?」


「いいだろ?桃のノート見やすいんだよ」


「分かった」



「サンキュー!やっぱ頼りになるわぁ」


言えない!!そんなこと言われたら言えないよ!!


< 27 / 106 >

この作品をシェア

pagetop