私に三次元の恋なんてありえない
小野坂side
体育大会が終わった週明け、なぜか俺は仲村に呼び出された。
「桃多分、一ノ瀬くんのことが気になりはじめてる…」
「はぁ!?嘘だろ!!」
「ほんと…体育祭のリレーで、咄嗟に一ノ瀬くんの名前叫んでた」
「…まぁでも……10年間、びびって告ってもない俺なんかを、あいつが好きになってくれるはずねぇよな」
「んなことは最初からわかってるわ」
「お前どっちの味方なんだよ!?!?」
体育大会が終わった週明け、なぜか俺は仲村に呼び出された。
「桃多分、一ノ瀬くんのことが気になりはじめてる…」
「はぁ!?嘘だろ!!」
「ほんと…体育祭のリレーで、咄嗟に一ノ瀬くんの名前叫んでた」
「…まぁでも……10年間、びびって告ってもない俺なんかを、あいつが好きになってくれるはずねぇよな」
「んなことは最初からわかってるわ」
「お前どっちの味方なんだよ!?!?」