夢のおわり、君とはじめる恋の続き
いくら夢といっても、初対面の今までの人生の中で関わったことのないようなキラキラとした長濱くんの友達たちと遊びに行くなんて、そんなこと絶対無理だ。
「いや、わた…じゃなくて、俺は行かないから二人で遊んできて」
「ダメだよ。深亜はおまえがいないと来ないんだから。さーてどこ行こうかな。考えとくな!」
ええ、そんなぁ…!
*
「…なんで優吾もいるの?」
放課後。帰ろうとする私の腕を掴んで離さない優吾くんと呼ばれた赤髪の男の子に、自席まで来た深亜ちゃんが怪訝そうな顔で首を傾げた。
「俺も遊びに行くからな」
「なんでよ。瑠夏とのデートなんだから、邪魔しないで!」
「あの、俺帰って…」
「いや、わた…じゃなくて、俺は行かないから二人で遊んできて」
「ダメだよ。深亜はおまえがいないと来ないんだから。さーてどこ行こうかな。考えとくな!」
ええ、そんなぁ…!
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「…なんで優吾もいるの?」
放課後。帰ろうとする私の腕を掴んで離さない優吾くんと呼ばれた赤髪の男の子に、自席まで来た深亜ちゃんが怪訝そうな顔で首を傾げた。
「俺も遊びに行くからな」
「なんでよ。瑠夏とのデートなんだから、邪魔しないで!」
「あの、俺帰って…」