夢のおわり、君とはじめる恋の続き
「「ダメ!」」



仲良く口を揃える二人に、逃げることは無理そうだった。



結局、優吾くんもついてきて、三人で近くのカラオケに行くことに。



「あ〜君のことが〜好きで好きで〜」



気持ちよさそうに熱唱をしている優吾くんをぼーと眺めながら、メロンソーダをちびちびと飲む。



「瑠夏がメロンソーダ飲んでるなんて珍しいね。いつもコーヒー一択なのに」


「え、あーたまにはいいかなって思って…」



一体この夢はいつまで続くんだろう。


長濱くんのフリをするのもそうだしさすがに疲れてきた…。



「うおい、瑠夏!おめーも歌え!」
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