夢のおわり、君とはじめる恋の続き
目を覚ますと、見慣れた天井と私の部屋にやっぱりあれは夢だったんだとぼんやりと考える。
「凪咲、起きなさーい!遅刻するわよ!」
「はーい…」
お母さんに返事をしながら、ベッド脇の机に置いていた日記帳を手に取る。
「…ん?」
ふと、自分が制服姿のまま寝ていたことに気づき首を傾げる。
なんで制服で寝てるんだろ?ちゃんと着替えたはずなんだけど…どうだったっけ。
前日の記憶を思い出すように昨日のページを開く。
◇
9月26日。
昼飯が母親の手作り弁当だった。初めてだった。
放課後、バイトに行ってコップを二つ割った。
店長がいい人で申し訳なかったけど、賄いがめっちゃ美味かった。
「凪咲、起きなさーい!遅刻するわよ!」
「はーい…」
お母さんに返事をしながら、ベッド脇の机に置いていた日記帳を手に取る。
「…ん?」
ふと、自分が制服姿のまま寝ていたことに気づき首を傾げる。
なんで制服で寝てるんだろ?ちゃんと着替えたはずなんだけど…どうだったっけ。
前日の記憶を思い出すように昨日のページを開く。
◇
9月26日。
昼飯が母親の手作り弁当だった。初めてだった。
放課後、バイトに行ってコップを二つ割った。
店長がいい人で申し訳なかったけど、賄いがめっちゃ美味かった。