夢のおわり、君とはじめる恋の続き
「何これ…?」
私の記憶が正しければ、今日が9月26日のはずだしこんな日記書いた覚えがない。
それに自分の筆跡でもないし…まるで私じゃない誰かが昨日の出来事を書いたかのような。
「おはよー」
謎を残したまま首を傾げながらも、リビングに行くとなぜかお母さんとお父さんがじっと私を見つめてきた。
「え、なに…?」
「今日は自分が誰かわかるか?」
お父さんの言葉に意味がわからなくて眉をひそめる。
「何言ってるの?綾瀬凪咲だけど…」
「昨日、朝起きてきた途端に“誰?”って言ってきて、私たちのことも自分のこともわかってなさそうだったから。そのまま学校に行って帰ってきたけど、ずっと凪咲の様子がおかしかったから心配で…」
私の記憶が正しければ、今日が9月26日のはずだしこんな日記書いた覚えがない。
それに自分の筆跡でもないし…まるで私じゃない誰かが昨日の出来事を書いたかのような。
「おはよー」
謎を残したまま首を傾げながらも、リビングに行くとなぜかお母さんとお父さんがじっと私を見つめてきた。
「え、なに…?」
「今日は自分が誰かわかるか?」
お父さんの言葉に意味がわからなくて眉をひそめる。
「何言ってるの?綾瀬凪咲だけど…」
「昨日、朝起きてきた途端に“誰?”って言ってきて、私たちのことも自分のこともわかってなさそうだったから。そのまま学校に行って帰ってきたけど、ずっと凪咲の様子がおかしかったから心配で…」