夢のおわり、君とはじめる恋の続き
第二章 君を知りたい
◆
ここは、どこなんだろう?
出口も何もないただ広いだけの空間で、黒い影がぽつんと先に見えるだけ。
そこに向かって歩いているのに、見えている景色は何も変わらなくてちっとも黒い影に近づけやしない。
一体あれは何…?
◆
「んー…」
見慣れない部屋に嫌な予感がして、慌てて飛び起きる。
「なんで…」
自分の身体をまじまじと見下ろして、ため息にも似た声を漏らす。
どうやらまた、長濱くんと入れ替わってしまったみたいだ。
ここは、どこなんだろう?
出口も何もないただ広いだけの空間で、黒い影がぽつんと先に見えるだけ。
そこに向かって歩いているのに、見えている景色は何も変わらなくてちっとも黒い影に近づけやしない。
一体あれは何…?
◆
「んー…」
見慣れない部屋に嫌な予感がして、慌てて飛び起きる。
「なんで…」
自分の身体をまじまじと見下ろして、ため息にも似た声を漏らす。
どうやらまた、長濱くんと入れ替わってしまったみたいだ。