夢のおわり、君とはじめる恋の続き
長濱くんと不覚にも二人だけの秘密ができてしまったけど、ちゃんといつか元に戻るよね…?
「最後に、これも」
「え?」
長濱くんが“③お互いのことを好きにならないこと”と付け足して今までで一番力強く丸で囲んだ。
「これから関わること増えるだろうけど、おまえに好きになられても困るから」
「な…っ、好きになんてならないよ!絶対に!」
いつかじゃなくて、一刻も早く元に戻って!
*
「るーか?どうしたの、ボーとしちゃって」
「へ、あ、ああ、別に…」
急に目の前に顔を出してきた深亜ちゃんに驚きながら、その動揺を悟られないようにポーカーフェイスを決め込む。
「最後に、これも」
「え?」
長濱くんが“③お互いのことを好きにならないこと”と付け足して今までで一番力強く丸で囲んだ。
「これから関わること増えるだろうけど、おまえに好きになられても困るから」
「な…っ、好きになんてならないよ!絶対に!」
いつかじゃなくて、一刻も早く元に戻って!
*
「るーか?どうしたの、ボーとしちゃって」
「へ、あ、ああ、別に…」
急に目の前に顔を出してきた深亜ちゃんに驚きながら、その動揺を悟られないようにポーカーフェイスを決め込む。