夢のおわり、君とはじめる恋の続き
ぶわっと今まで必死に堪えていた感情がバカみたいに溢れてしまい、その分涙となってボロボロこぼれ落ちる。
「誰が助けてなんて言えるか!迷惑かけるなって言ってたくせに、ずっと冷たくしてきたくせになんなの今更!自分勝手すぎる…っ!」
長濱くんがギョッとしたように目を見開き、体を少し後ろに引いた。
「私だって長濱くんみたいになんでもできるわけじゃないけど誰かの役に立ちたいって思ったんだもん!だから引き受けたのに、ちょっとしたことですぐ嫌になってもうやめたいなんて、誰に相談できるの!長濱くんになんて一番できるわけないでしょ!?私のことなんてどうでもいいんじゃないの…っ。なんでもできちゃう長濱くんになんてわかるわけないもんーっ」
「…悪かったよ。あん時は迷惑かけるなって思ってたけど、あんたができない割に一人で努力してんの知ってたから。新しいバスケの本とかトレーニング雑誌とか見て色々考えてたんだろ。それなのにあんなやつのどうでもいい嫌がらせでだんだん弱ってくあんたに、イラついたんだよ。俺に言えばいいのにって。でもたしかに俺が言えないようにしてたんだよな」
悪かった、ともう一度素直に謝ってきた長濱くんに驚いて涙も止まってしまった。
「…なんだよ」
「長濱くんでも謝るんだ…?」
「俺をなんだと思ってる」
「誰が助けてなんて言えるか!迷惑かけるなって言ってたくせに、ずっと冷たくしてきたくせになんなの今更!自分勝手すぎる…っ!」
長濱くんがギョッとしたように目を見開き、体を少し後ろに引いた。
「私だって長濱くんみたいになんでもできるわけじゃないけど誰かの役に立ちたいって思ったんだもん!だから引き受けたのに、ちょっとしたことですぐ嫌になってもうやめたいなんて、誰に相談できるの!長濱くんになんて一番できるわけないでしょ!?私のことなんてどうでもいいんじゃないの…っ。なんでもできちゃう長濱くんになんてわかるわけないもんーっ」
「…悪かったよ。あん時は迷惑かけるなって思ってたけど、あんたができない割に一人で努力してんの知ってたから。新しいバスケの本とかトレーニング雑誌とか見て色々考えてたんだろ。それなのにあんなやつのどうでもいい嫌がらせでだんだん弱ってくあんたに、イラついたんだよ。俺に言えばいいのにって。でもたしかに俺が言えないようにしてたんだよな」
悪かった、ともう一度素直に謝ってきた長濱くんに驚いて涙も止まってしまった。
「…なんだよ」
「長濱くんでも謝るんだ…?」
「俺をなんだと思ってる」