夢のおわり、君とはじめる恋の続き
ふっと小さく笑った私に釣られるかのように長濱くんが初めて小さな笑顔を見せた。
「おまえのことはどうでもいいなんて思わない。鬱陶しいくらい嫌でも目に入ってくるから、逆に興味が湧くんだよ」
長濱くんが私の目尻に溜まっていた涙をそっと親指で拭ってくれた。
その柔らかい表情に、不覚にもどきりとしてしまう。
人に興味がなく冷たい完璧王子。
そんな長濱くんは実は優しい人なのかも、しれない…。
少なくとも今回はその優しさに触れてしまった。
長濱くんのことなんてまだ全然知らないから、だから知りたいって少しだけそう思った。
「おまえのことはどうでもいいなんて思わない。鬱陶しいくらい嫌でも目に入ってくるから、逆に興味が湧くんだよ」
長濱くんが私の目尻に溜まっていた涙をそっと親指で拭ってくれた。
その柔らかい表情に、不覚にもどきりとしてしまう。
人に興味がなく冷たい完璧王子。
そんな長濱くんは実は優しい人なのかも、しれない…。
少なくとも今回はその優しさに触れてしまった。
長濱くんのことなんてまだ全然知らないから、だから知りたいって少しだけそう思った。