甘く熱い蜜月(続・OMENS OF LOVE)
しかし、髪を黒くしたところで、相変わらずクローゼットの中身は、極端な話、喪服以外は全部、大きな髑髏マークのついているような服ばかり。

いいや。

私は、私の好きなスタイルを貫こう。

かつて大ヒットした歌のように、好きな服を着ているだけで、別に何も悪いことなどしていないのだから、堂々としていればいい。

明日は休みだし、美容院へ行って綺麗な赤に染め直してこよう。
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