甘く熱い蜜月(続・OMENS OF LOVE)
この店は、ビュッフェ形式で席の移動も自由だった。
流石に、当時の部員全員が揃った訳ではないが、8割以上が参加していることにも驚く。
同じパートだった先輩や同級生たちが、私と森川に手招いていたので、緊張しながら近づいていった。
「うちのパートは、見事に全員揃ったね」
当時、パートリーダーだった先輩が言う。
やがて、同じパートの先輩2人で盛り上がり始めたので、私は心臓がバクバクするのを感じながら、
「あのさ…!」
思い切って、エリコとミドリに話し掛けた。
「リカ、久しぶり。ド派手な髪の色だねぇ」
「ロックバンドでも始めたの?」
あの頃と変わらず、彼女らはごく自然に言うけれど、
「エリコ、ミドリ…。あの頃は本当にごめん!」
私は深々と頭を下げた。
流石に、当時の部員全員が揃った訳ではないが、8割以上が参加していることにも驚く。
同じパートだった先輩や同級生たちが、私と森川に手招いていたので、緊張しながら近づいていった。
「うちのパートは、見事に全員揃ったね」
当時、パートリーダーだった先輩が言う。
やがて、同じパートの先輩2人で盛り上がり始めたので、私は心臓がバクバクするのを感じながら、
「あのさ…!」
思い切って、エリコとミドリに話し掛けた。
「リカ、久しぶり。ド派手な髪の色だねぇ」
「ロックバンドでも始めたの?」
あの頃と変わらず、彼女らはごく自然に言うけれど、
「エリコ、ミドリ…。あの頃は本当にごめん!」
私は深々と頭を下げた。