甘く熱い蜜月(続・OMENS OF LOVE)
隣で森川が膨れていた。

「あ…ごめん!これはあくまで過去形だからね!?」

慌ててフォローしたものの、やはり可哀想だったか。

「一体、どういう経緯でくっついたのか、じっくり聞かせてもらおうかねぇ」

彼女たちがニヤニヤしながら聞くと、渋る私に代わって、森川が嬉々として語りだした。
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