君のせいで乱される!
それを忘れた今、どうしようも出来ない。

ーーーーーータッタッタッタッターー

足音が聞こえてくる。

「おいっ!」

この声は………

亮太か

「何」

と、睨み付けながら…

こいつはマスクしなくてもいいや……

嫌だけど…

「学校来いよ!いなかったじゃねえか!」

「だって…マスクない。」

「別になくてもいいだろ!」

良くないんだってば!

「良くないの!必要なの!」

「買ってきてやるわ。」 

「ありがと。」

なんだ。

聞いてこないんだ………

良かった。
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