大切な瞬間
顔が熱い…




季節は夏でもないのに
あたしは真夏みたいに暑く感じた。






ってかよく考えたらあたし抱きしめられてるんだよねどぅしょう…





心臓バクバクしてきた…






「あっあの…
松元さん。その…この体勢めっちゃ恥ずかしいので離してもらってもいいですか?」



そぅいってあたしはまた松元さんを見上げた。





「やからその顔あかんて言うたやん。
時枝さん可愛すぎるやろ」





「えっ!?」







そぅ言った時には



あたしはまた





松元さんの胸の中にいた。
< 119 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop