彼女がいなくなった冬
「暉君はさ、なんで私に一目惚れなんかしたの??」



「目が合った瞬間、こう、ビビッときたんだ、それがなんか、初めての感覚で、つい勢いであんなこと言っちゃった…」




「あっはははは、そんなことあるんだね笑……でもダメだよ?私のこと好きになっちゃ!」



「え……どうして??」



「私に、恋愛なんて許されないから」


どうして、そんなこと言うんだろう。

誰にでも恋愛する権利はあるはずなのに。
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