彼女がいなくなった冬
僕も大きく息を吸って、


「…小説家になりたーーーーい!!!!!」


と叫んだ


「ね、スッキリするでしょ??」


本当だ。本当にスッキリした。


「うん、すごくスッキリする」


そして2人揃って、

「すぅ〜……幸せになりたーーい!!!!


「小説家になりたーーい!!!!!!!!」


叫んだ。叫び終わった後、僕たちは見つめあって笑った。


「ふふっ…あっはははははは笑笑笑笑笑」
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