彼女がいなくなった冬
僕は気づいたら彼女の手を掴んでいた。



「!?……なん、ですか?」


しまった。何も考えず手を掴んでしまった。



このままだとただの怪しい人だ

「一目惚れ、しました」


彼女はあからさまに驚いていた。


「え…」




「貴方に!一目惚れしちゃいました!!!」
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