彼女がいなくなった冬
僕はこの日

「お願いします!!!!!」


小説の出版社に来ていた。




「だから、何度も言ってるよね!!君の作品はストーリー性に欠けてるって!!」




「そう言われて、書き直してきたんです!だから、僕の作品を読んでください!!!本当にお願いします!」



僕は精一杯頭を下げた。



「…悪いけど、俺他の作家売り出すのに忙しいから、帰って」

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