繰り返し何度も私を殺すその人が何度死に戻っても好きな件
 ぬぷぬぷと膣壁の浅いところを何度も擦られると、圧迫感や異物感の他にも何か疼くような感覚がある。
 その感覚を探るようにテオドルが指を何度も抽挿すると、その度に愛液が溢れちゅぷりと音を響かせた。

「うん、あぁ……っ」
「痛くありませんか?」
「痛くは……ない、けどっ」
「けど?」

 浅いところを掻き回していたテオドルが指をくにっと曲げ、私のナカが突然強く押される。
 その瞬間、蓄積していた疼きが弾け、私は思い切り背を反らした。

「なんか変、やっ、あぁぁあ!」

 一気に視界が白く染まり、瞳の奥にチカチカと星が舞う。
 突然の出来事に呆然としていると、テオドルがちゅっと私の額に口づけた。

「痛みも感じたいって言ってくれたけど、ソフィが少しでも痛い思いをしないようにしたいから……もう少し、頑張って?」
「……え」

 そっと囁かれたその言葉をぼんやりと聞いていた私は、一拍遅れて言葉を理解し愕然とした。

(待って、私今……!)

「ひ、あぁっ!?」

 けれどテオドルが動く方が早く、今度はさっきよりも奥まで指を沈めた。
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