繰り返し何度も私を殺すその人が何度死に戻っても好きな件
テオドルもまた、私に続いて室内へと足を踏み入れた。
「ね、バルコニーで星を眺めながらお茶にしましょう!」
うきうきとバルコニーまで行くと、空には星が瞬いている。
宝石のように輝く星をテオドルと眺められることが嬉しいと感じた。
「体が冷えてはいけません。こちらをどうぞ」
「ありがとう」
脱いだコートを私の肩にかけてくれる。
そんな優しさがくすぐったい。
(ちょっと困らせてやろうと思っただけだったんだけど、予想以上に楽しいわ!)
「先にリーヤにお茶を持ってきて貰わなきゃね」
テオドルに準備を頼んでもよかったし、私が淹れてもよかったのだが、折角ロマンチックな空の下でふたりきりなのだ。
この時間を減らすのが惜しくてそう提案し、リーヤを呼ぶためのベルへと手を伸ばす。
そのベルに指先が触れるその瞬間、遮るように私の手のひらをテオドルがぎゅっと握った。
(も、もしかして嫉妬!?)
さっき先生の手を握っていたことに反応していたテオドルだ。
もしかしてこれはそういうことなのではないだろうか。
「ね、バルコニーで星を眺めながらお茶にしましょう!」
うきうきとバルコニーまで行くと、空には星が瞬いている。
宝石のように輝く星をテオドルと眺められることが嬉しいと感じた。
「体が冷えてはいけません。こちらをどうぞ」
「ありがとう」
脱いだコートを私の肩にかけてくれる。
そんな優しさがくすぐったい。
(ちょっと困らせてやろうと思っただけだったんだけど、予想以上に楽しいわ!)
「先にリーヤにお茶を持ってきて貰わなきゃね」
テオドルに準備を頼んでもよかったし、私が淹れてもよかったのだが、折角ロマンチックな空の下でふたりきりなのだ。
この時間を減らすのが惜しくてそう提案し、リーヤを呼ぶためのベルへと手を伸ばす。
そのベルに指先が触れるその瞬間、遮るように私の手のひらをテオドルがぎゅっと握った。
(も、もしかして嫉妬!?)
さっき先生の手を握っていたことに反応していたテオドルだ。
もしかしてこれはそういうことなのではないだろうか。