幾度ものキャトルセゾンを見送って【新作】
初めての恋人
二次会からの帰り道、夏川さんは私のことを自宅マンションまで送ってくれた。
「あ、この建物なんです」
「へぇ…いいところに住んでるね。此処だと、眺めもよさそうだなぁ」
「そうなんです。あ、よかったら来ませんか?」
屋上からの眺めを見せたくてそう誘った。
「気持ちは嬉しいけど、初対面の…しかも、まだティーンの女の子の部屋に上げてもらうわけにはいかないよ」
「部屋?違いますよ。部屋はかなり散らかっているし、屋上からの眺めが素敵だから、どうかなと思ったんです」
そう言うと、夏川さんは少し遠慮がちについてきた。
エレベーターが屋上に着くと、
「うわぁ…想像以上にいい展望だね!」
夏川さんが嬉しそうに言うので、私も嬉しくなる。
「気に入ったなら、いつでも来てくれて構わないんですよ?」
「あ、この建物なんです」
「へぇ…いいところに住んでるね。此処だと、眺めもよさそうだなぁ」
「そうなんです。あ、よかったら来ませんか?」
屋上からの眺めを見せたくてそう誘った。
「気持ちは嬉しいけど、初対面の…しかも、まだティーンの女の子の部屋に上げてもらうわけにはいかないよ」
「部屋?違いますよ。部屋はかなり散らかっているし、屋上からの眺めが素敵だから、どうかなと思ったんです」
そう言うと、夏川さんは少し遠慮がちについてきた。
エレベーターが屋上に着くと、
「うわぁ…想像以上にいい展望だね!」
夏川さんが嬉しそうに言うので、私も嬉しくなる。
「気に入ったなら、いつでも来てくれて構わないんですよ?」