恋愛(純愛)
悠晴/著
![君が星を結ぶから(ロング版)](https://www.berrys-cafe.jp/img/member/1320661/pwvht8byja.jpg)
- 作品番号
- 1733265
- 最終更新
- 2025/02/06
- 総文字数
- 110,459
- ページ数
- 50ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 294
- いいね数
- 0
星が降る夜、わたしは最悪な振られ方をした。
あの日にファーストキスをした。わたしの心はこの夜空に舞い上がるくらい嬉しくてたまらなかった。
なのに先輩は…。
「わたしは親友として言ってんの。まだ先輩のこと好きでいるの?もうやめときな。遊ばれてるって」
「よく聞いて、結。世の中には良い恋愛と悪い恋愛がある。自分が相手を好きって気持ちだけじゃだめなの!最終的に自分がこの人といて幸せになれるかも、ちゃんと考えなきゃだめなの!」
「恋愛ってね、心を幸福に彩る素敵なものでもあるけど、人生を転落させるリスクもあるものなの。流星先輩はちゃんと信じれる人なの?わたしは大切な親友の結に不幸になってほしくない」
あのとき、流星先輩の優しさは偽りだったのだろうか。
わたしにはそうは思えない。ちゃんと、この目でたしかめたい。わたしは流星先輩を信じる理由がある。
「じゃあ、やろうよ」
なにを?
「浮気調査!」
え、でも、それって流星先輩を疑うってことじゃん。わたしは信じたいんだけど。
「なにいい女ぶってんの!男にとって都合のいい女と、良い女ってのはちがうんだよ。都合がいいだけの女になっちゃだめ!それじゃ良い女にも幸せにもなれない!結は先輩を信じてるんでしょ。だからこそ、ちゃんと逃げずに自分の目で真実をたしかめようよ。恋愛をうまくいかすコツは半分信じて半分疑うこと!」
そう、信じているからまだ好きで、疑っているからこそこんなにも苦しいのだ。
親友の小手鞠子(こで まりこ)の助言で始まった浮気調査。
そして飛び込んだ先は、学童保育のアルバイト。
先輩の思わせぶりに振り回されながらも、見えてきた先輩の真実。
イケメンで華やかで順風満帆だと、わたしが勝手に思っていた種高の流星は、まったくそんなことなかった。
※この作品は『君と頑張る今日晴れる』『君は君のままでいい』の、時系列ではあとの話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。
あの日にファーストキスをした。わたしの心はこの夜空に舞い上がるくらい嬉しくてたまらなかった。
なのに先輩は…。
「わたしは親友として言ってんの。まだ先輩のこと好きでいるの?もうやめときな。遊ばれてるって」
「よく聞いて、結。世の中には良い恋愛と悪い恋愛がある。自分が相手を好きって気持ちだけじゃだめなの!最終的に自分がこの人といて幸せになれるかも、ちゃんと考えなきゃだめなの!」
「恋愛ってね、心を幸福に彩る素敵なものでもあるけど、人生を転落させるリスクもあるものなの。流星先輩はちゃんと信じれる人なの?わたしは大切な親友の結に不幸になってほしくない」
あのとき、流星先輩の優しさは偽りだったのだろうか。
わたしにはそうは思えない。ちゃんと、この目でたしかめたい。わたしは流星先輩を信じる理由がある。
「じゃあ、やろうよ」
なにを?
「浮気調査!」
え、でも、それって流星先輩を疑うってことじゃん。わたしは信じたいんだけど。
「なにいい女ぶってんの!男にとって都合のいい女と、良い女ってのはちがうんだよ。都合がいいだけの女になっちゃだめ!それじゃ良い女にも幸せにもなれない!結は先輩を信じてるんでしょ。だからこそ、ちゃんと逃げずに自分の目で真実をたしかめようよ。恋愛をうまくいかすコツは半分信じて半分疑うこと!」
そう、信じているからまだ好きで、疑っているからこそこんなにも苦しいのだ。
親友の小手鞠子(こで まりこ)の助言で始まった浮気調査。
そして飛び込んだ先は、学童保育のアルバイト。
先輩の思わせぶりに振り回されながらも、見えてきた先輩の真実。
イケメンで華やかで順風満帆だと、わたしが勝手に思っていた種高の流星は、まったくそんなことなかった。
※この作品は『君と頑張る今日晴れる』『君は君のままでいい』の、時系列ではあとの話になっていますが、この作品単体でも楽しめるように作ってあります。
- あらすじ
- 星尾 結(ほしお ゆい)
高校一年生の女の子
初めてできたイケメン彼氏に最悪な振られ方をした
流星先輩が浮気しているとみんなが噂する中、結には流星を信じる理由があった
結は噂の真相をたしかめたい
犬塚 流星(いぬづか りゅうせい)
高校三年生で結の元彼
軽音部のギターボーカル
完璧イケメンで『種高の流星』と呼ばれている
華やかに見える流星だが実はある悩みを抱えていた
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