俺と結婚してくれ〜若き御曹司の真実の愛
第四章 お互いに止められない
あやかのアパートのところに潤一郎が待機していた。

「あやか、おかえり、昼はごめん、クライアントとの食事会が……」

そこまで言いかけて、あやかに抱き着かれた。

「あやか、どうしたの」

あやかは目にいっぱいの涙を溢れさせて、泣いていた。

「ごめん、昼の事は謝るよ」

「そうじゃありません、社長の気持ちを受け入れられないって、冷たくしたのに、追いかけてきてくれて、嬉しかった、でもそのあと、全く姿見なくて、寂しくて、勝手ですよね」

潤一郎はあやかを引き寄せ抱き締めた。

「部屋に入れてくれる?」

あやかは頷いた。

部屋に入ると、潤一郎はあやかにキスをした。

もう、お互いに止められない。

「社長」

「名前を呼んでくれ」

あやかは恥ずかしそうにつぶやいた。

「潤一郎さん」

「あやか」

潤一郎とあやかは身体を重ねた。

もう離れて生きて行くことは出来ないと悟った。

潤一郎はあやかをぎゅっと抱きしめた。

「あやか、結婚しよう」

あやかはこくりと頷いた。

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