初恋が実る瞬間、異世界召喚に邪魔された私。聖女なんて断固拒否させていただきます!〜魔王な幼馴染の溺愛は、世界を越えるようです〜
『あの、良かったら私のと交換してくれませんか?! 私ストビーが欲しいんです!!』
『え』
最初は唐突なお願いに驚いていた宇賀神さんだったけれど、私のストビー愛に気押されたのか、笑顔でトレードに応じてくれた。
『言っとくけどコレ、結構なプレミアが付いてるけど、本当にいいの?』
『はい! 構いません! 私はストビーが来てくれたらいいので!』
ほくほくしている私と宇賀神さんが話していると、テツさんと颯汰さんがやってきた。
『おーい暁〜〜。そろそろ飯いこうって……何してんの? ナンパ?』
『ちげーよ。トレードだ』
勘違いしたテツさんに、宇賀神さんが経緯を簡単に説明してくれた。
『ははっ! ストビーが好きとか変わってんね!』
正直、見た目が良くなくて”子供のトラウマ製造機”と呼ばれたストビーを好きな女の子は自分でも珍しいと思う。
『でも、よく見たらつぶらな瞳をしていて可愛いし、このガチャはデフォルメされてるし……』
何故か言い訳のようになっているけれど、人に何て言われようと、私はストビーが好きなのだ。
『え』
最初は唐突なお願いに驚いていた宇賀神さんだったけれど、私のストビー愛に気押されたのか、笑顔でトレードに応じてくれた。
『言っとくけどコレ、結構なプレミアが付いてるけど、本当にいいの?』
『はい! 構いません! 私はストビーが来てくれたらいいので!』
ほくほくしている私と宇賀神さんが話していると、テツさんと颯汰さんがやってきた。
『おーい暁〜〜。そろそろ飯いこうって……何してんの? ナンパ?』
『ちげーよ。トレードだ』
勘違いしたテツさんに、宇賀神さんが経緯を簡単に説明してくれた。
『ははっ! ストビーが好きとか変わってんね!』
正直、見た目が良くなくて”子供のトラウマ製造機”と呼ばれたストビーを好きな女の子は自分でも珍しいと思う。
『でも、よく見たらつぶらな瞳をしていて可愛いし、このガチャはデフォルメされてるし……』
何故か言い訳のようになっているけれど、人に何て言われようと、私はストビーが好きなのだ。