初恋が実る瞬間、異世界召喚に邪魔された私。聖女なんて断固拒否させていただきます!〜魔王な幼馴染の溺愛は、世界を越えるようです〜
「う、嬉しい……っ! すっごく嬉しい!! 本当に作ってくれるの?」
嬉し過ぎて涙が出ちゃいそう。
「もちろん! 明日は店の近くの公園で待ち合わせよう? その後は食材を買って、俺ん家で料理しよう」
「やった! 私お手伝いするね!」
「じゃあ、片付けを手伝ってもらおうかな」
私はさっきまで抱えていた不安がすうっと消えていくのを感じる。
よく思い出してみると、きーくんは私の元気がない時、いつも喜ぶような提案をしてくれていた。
それから、私たちはお茶を飲みながら明日の計画を立てた。
──明日を最高の思い出で飾るために。
そろそろ帰る、と言ったきーくんを玄関で見送った私は、さっそく部屋に戻ると明日着ていく服を考える。
いつもパンツルックだから、たまにはスカートを履いてみようかな……なんて。
明日が楽しみ過ぎて、ワクワクが止まらない。
私は告白が失敗してもいいや、と思うようになっていた。
だって、きーくんが私のために頑張ってくれていたことがわかったから。
それだけで充分、私の心は満たされている。
嬉し過ぎて涙が出ちゃいそう。
「もちろん! 明日は店の近くの公園で待ち合わせよう? その後は食材を買って、俺ん家で料理しよう」
「やった! 私お手伝いするね!」
「じゃあ、片付けを手伝ってもらおうかな」
私はさっきまで抱えていた不安がすうっと消えていくのを感じる。
よく思い出してみると、きーくんは私の元気がない時、いつも喜ぶような提案をしてくれていた。
それから、私たちはお茶を飲みながら明日の計画を立てた。
──明日を最高の思い出で飾るために。
そろそろ帰る、と言ったきーくんを玄関で見送った私は、さっそく部屋に戻ると明日着ていく服を考える。
いつもパンツルックだから、たまにはスカートを履いてみようかな……なんて。
明日が楽しみ過ぎて、ワクワクが止まらない。
私は告白が失敗してもいいや、と思うようになっていた。
だって、きーくんが私のために頑張ってくれていたことがわかったから。
それだけで充分、私の心は満たされている。