夜桜ユメナの夢魔法
 ーー刹那。

 またも辺りが白く、先ほどよりも強く、強く発光した。

 その光の中から声がする。


「あはははは、死ね?低いねぇ、声が。地響きでも目指してんの?そんなんだから私のところまで届いちゃうんだよっ!」

「は……!?」

 
 今度はなんだよ。


 その強く白い発光から

 謎のステッキらしきものを持った魔法少女みたいなコスチューム、笑顔満面の少女が1人。

 そいつは巨大生物の上空に現れた。


 そして、空に浮いたまま、さらに上にステッキを向け、

 ステッキは光を集めて、ステッキの先で淡い虹色の球をつくり。

 
 それを巨大生物に向けながら、


 ーー言った。



「……Dream


 Eternal Magical (永遠の夢魔法)!!!!!」




 とてつもなく、きれいな発音で。







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