【黒・中編・画】湖面に写る月の環[今昔擬人化小説]



依頼者の滋賀高校超常現象執筆サークル「みやこ」のメンバーは以下のとおりだ。

京真偉[みやこまさい]

ペンネームひがし京

不治の病で幼少きから全盲の美少女。

ブルーがかった毛並みをしてたが白毛化してる。

口癖は「嫌や」「目め」「きゃ」「きゅ」「ちゅ」「好き」婚約者には「かわうらちくてかちこい」「最後の女ヒトになる」「そのアダ名は二人だけの時だけ」全盲で婚約者もちの為、人嫌い。


京朝紀[みやこあさき]

ペンネームにし京

ひがし京の腹違いの姉妹。可愛いにし京は美しいひがし京にコンプレックスを持ちながらも、幼い時よりの縁で甲斐甲斐しく面倒を見てる。人好き。


京紀偉[みやこきえら]

ペンネームみなみ京

ひがし京の年上の婚約者、岡名に狂恋する目の大きいブルーがかったみやこ一の美少女。略奪を考えている。人好き。


京朝真[みやこあさま]

ペンネームきた京

みなみ京の親戚。

みやこのメンバーで一番権力が低い。誰にでも愛されるブルーがかったチャーマー。人好き。


だけど……
真偉の両目に白内障予防目薬を点眼をする朝紀は「内緒だよ」と言って目薬を舌で拭う。真偉はくすくす笑って朝紀の耳を舐める。二人だけの秘密。


みんなの名前が京[みやこ]なのは、同じ古い豪族の血筋だから。


銘探偵はこう呼ぶ。

僕もうつった。

京真偉をひがし

京朝紀をにし

京紀偉をみなみ

京朝真をきた

と……
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