周りは男子だらけ。 ～ドキドキ生活の始まり～

コンコンコンコン

麗華「失礼します。」

一応ここでは、理事長と生徒の関係だから
礼儀正しくね。


父「おー。来てくれたか、麗華。どうした？」

麗華「色々質問があって。まず、何で私Ｓクラス？」

父「そりゃー、頭もいいし運動神経もいいし。
　　麗華は、足早いし、ジャンプ力いいし、おまけに反射神経もいい！
　　自慢の娘だよ～。」


おお！入学式と雰囲気、全然違う！

完全にOFFモード。

重要なこと聞くの忘れてた！


麗華「お父さん、もう一つ質問。
　　ここは、ヤンキー校ですか？」

父「うっ！...
　何かね、不良がたくさん集まってくるんだよ、この学校。
　ここにはね、No.1暴走族・龍華っていうのがあって、
　この学校の3分の２は、その暴走族に入ってる。」


父「あと、龍華の幹部以上の人みんな1年だから。しかもＳクラス。
　　仲よくして。」

麗華「ふーん....て、ハァ？！
　　1年生が幹部以上ってありえんの？」

父「いやー。凄く強いみたいで。」

父「あとＳクラス皆、頭はいいけどやる気ゼロだから。
　覚悟しときな。」

ほー。よく分からんが、今の話をまとめると、

この学校は龍華っていう暴走族があって、

その龍華の幹部以上が私と同じＳクラス。

あと、Ｓクラス皆頭はいいけどやる気ゼロ

こんなもんかな？