可愛く着飾って、もっと愛して〜強引でめちゃくちゃな私のクチュリエ様〜
一瞬静かになった客席から大きな拍手が聞こえる。
ドッ、とクリスタルドームが唸るほどの歓声を聞きながら折り返しのランウェイを歩く。
気分がいい、背中に感じる喝采の声に気分は最高潮で。
気持ちいい…!
一成見てる?
ちゃんと見てくれてる?
こんなにみんなの注目を浴びるドレスを作れる一成はすごいよ、私に言われてもしょうがないかもしれないけど。
やっぱり私は、田所一成に惚れてるから。
一成はクチュリエって呼ばれるのが嫌かもしれないけど、私はカッコいいなぁって思ってる。
だってクチュリエってすてきな職業だよ、誰にでもできることでもなれるものでもないよ。
それが一成にはプレッシャーかもしれないけど…
でもね、それは私たちにはそれは褒め言葉でしかなくて特別の意味を込めて呼んでるんだよ。
特別なの一成は、他の誰でもない一成がいいの。
強引でめちゃくちゃだけど、自分の進む道をちゃんと自分の足で歩いてるカッコいい私のクチュリエ様。
「一成…!」
「ナノ!」
ランウェイから戻って来ると、そこに一成が待っていてくれた。
思わずその胸に飛び込んで、だけどそんな私をちゃんと受け止めてくれる。
「最高だった、ナノ…!」
「本当?私上手くできてた?大丈夫だった?」
「あぁ、聞いてみろ。すごい歓声だ」
耳をすませば聞こえて来る、ステージから戻って来た裏側でも届いて来る。
一成と私に向けられた声―…
泣きそうになる、瞳が揺れて視界がぼやける。
ドッ、とクリスタルドームが唸るほどの歓声を聞きながら折り返しのランウェイを歩く。
気分がいい、背中に感じる喝采の声に気分は最高潮で。
気持ちいい…!
一成見てる?
ちゃんと見てくれてる?
こんなにみんなの注目を浴びるドレスを作れる一成はすごいよ、私に言われてもしょうがないかもしれないけど。
やっぱり私は、田所一成に惚れてるから。
一成はクチュリエって呼ばれるのが嫌かもしれないけど、私はカッコいいなぁって思ってる。
だってクチュリエってすてきな職業だよ、誰にでもできることでもなれるものでもないよ。
それが一成にはプレッシャーかもしれないけど…
でもね、それは私たちにはそれは褒め言葉でしかなくて特別の意味を込めて呼んでるんだよ。
特別なの一成は、他の誰でもない一成がいいの。
強引でめちゃくちゃだけど、自分の進む道をちゃんと自分の足で歩いてるカッコいい私のクチュリエ様。
「一成…!」
「ナノ!」
ランウェイから戻って来ると、そこに一成が待っていてくれた。
思わずその胸に飛び込んで、だけどそんな私をちゃんと受け止めてくれる。
「最高だった、ナノ…!」
「本当?私上手くできてた?大丈夫だった?」
「あぁ、聞いてみろ。すごい歓声だ」
耳をすませば聞こえて来る、ステージから戻って来た裏側でも届いて来る。
一成と私に向けられた声―…
泣きそうになる、瞳が揺れて視界がぼやける。