可愛く着飾って、もっと愛して〜強引でめちゃくちゃな私のクチュリエ様〜
「まもなく服飾科ファッションショーが始まりますー…」
校内中にアナウンスが響き渡る、やっとランウェイを歩く時が来た…
って一成も歩くとは思わなかったんだけど!?
しかも私より先に…
ヘアセットもメイクもしてもらった。こんな派手なメイク初めてで、私に似合ってるのかな?いいのかな、これで…
ハッ、と姿勢を正した。
ううん、これでいい…
じゃなくてこれがいいんだ。
弱気になっちゃダメ、強気でいかなきゃ。
ドレスだってもう私のものなんだから。
会場が暗くなった、いよいよ始まる。
学祭ファッションショーがー…
ステージ裏で順番が来るのを待つ、私の順番は一成のあと…これは2着エントリーしてるってことだよね?
私のドレスも作ってウォーキングの練習だって付き合ってくれて、それでいて自分の服まで…
どこまでもすごい人なんだ、うちのクチュリエ様は。
ステージに上がったら真ん中に真っ直ぐ伸びたランウェイを歩いて、歩き切ったらそこでポーズを決めて、また折り返し歩いて戻って来る。時間にしたら10分程度、決して長くないけどそこに全身全霊を懸ける。
「あ、一成だ…!」
校内中にアナウンスが響き渡る、やっとランウェイを歩く時が来た…
って一成も歩くとは思わなかったんだけど!?
しかも私より先に…
ヘアセットもメイクもしてもらった。こんな派手なメイク初めてで、私に似合ってるのかな?いいのかな、これで…
ハッ、と姿勢を正した。
ううん、これでいい…
じゃなくてこれがいいんだ。
弱気になっちゃダメ、強気でいかなきゃ。
ドレスだってもう私のものなんだから。
会場が暗くなった、いよいよ始まる。
学祭ファッションショーがー…
ステージ裏で順番が来るのを待つ、私の順番は一成のあと…これは2着エントリーしてるってことだよね?
私のドレスも作ってウォーキングの練習だって付き合ってくれて、それでいて自分の服まで…
どこまでもすごい人なんだ、うちのクチュリエ様は。
ステージに上がったら真ん中に真っ直ぐ伸びたランウェイを歩いて、歩き切ったらそこでポーズを決めて、また折り返し歩いて戻って来る。時間にしたら10分程度、決して長くないけどそこに全身全霊を懸ける。
「あ、一成だ…!」