イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
だ、だけど……。



ガチャ。



30分ほど歩いたり走ったりした後、すぐに家に戻ってしまった。



さすがに疲れたよ。



三十分歩いたり走ったりしたんだから、早く朝ごはん食べたいよ……。



「ただいま」



まだ誰もいないはずのリビングに向かって私はただいま、と挨拶をした。



リビングに着いているドアを開けると、そこにはソファで寝ている裕貴くんが居た。



その時、私は驚きすぎてガタガタっ、と慌てて椅子を倒してしまい……。



「……ん?」



裕貴くんを起こしてしまった。
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