イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
親戚である寧々に影で悪口を言っている友達を持つ由奈と同居なんて、それを知った瞬間無理だって確信した。



親戚を影で笑う友達なんて捨てたらいいのにってすぐに思った。



悪口を言う友達を親友だと思っている由奈は理解できなかった。



それだけじゃなく、ただ新しい母と家族が出来ることに拒絶を感じた。



だから一日目、俺は家を出ていつも通りあの場所にいたんだ。



家族に慣れるなんてまだ時間がかかりそうだったから、まだ1日目だけは家から離れたかった。
< 161 / 165 >

この作品をシェア

pagetop