イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
そして俺はやってきた由奈と凪と修斗を突き放した。



俺の好きにしたい時だってある。



母親を亡くしたのは本当に少し前なのに再婚なんて、父親の幸せを願っていても心はついて行かねぇよ。



ぎゅっと胸が締め付けられて苦しい。



母親だけが亡くなった、それだけが心にある。



その後も俺に歩み寄ろうとする由奈を突き放して、そして三人を帰らせた。



そして予定通り帰ったのは11時。



帰ると修斗と凪が椅子に座って、当たり前のように待っていた。



なんでいるんだよ、本当に。
< 164 / 165 >

この作品をシェア

pagetop