イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
なんだか優しそうな人だな。



安心したかも。



私とお母さんと三鶴さんで話していると、黙ったままの3人が気になった。



雰囲気的に三鶴さんの子供の三人だと思うけど、一言も喋らないから分からない。



三人で話しながら残りの三人を横目で見て気にしていると、視線に気がついた一人の男の子が振り返った。



サラサラで艶のある髪の毛が振り返った勢いで揺れた。



「……え」



「父さん。僕達も話した方がいいよね?」



「当たり前。早く由奈ちゃんに挨拶しなさい」



え、え……嘘……、そんなの……本当に?
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